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日本政策金融公庫の教育一般貸付は『本人名義の貸付』もできる

こんにちは、まるまるです。
今回は、『日本政策金融公庫の教育一般貸付は『本人名義の貸付』もできる』についてお話します。

まるまる
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僕はこの制度を活用して理学療法士養成校に進学しました

下記のような方にはかなり力強い制度になると思いますよ。

  • 両親がブラックリスト入りしていて教育ローンが組めないけど進学したい
  • 家庭に頼らず自分のちからだけで進学したい

正直僕はどちらも該当していましたね(汗)
自力でっていうのは、社会に出てから進学をめざしたのもありますが。

お金がないから勉強できない、資格が取れないってわけではないです!どういう制度は今の自分がつかえそうなのかを知っておくことが大事なんじゃないかなぁ、と思っています。

日本政策金融公庫の教育一般貸付は『本人名義の貸付』もできる

こちらの記事では、

  1. 教育一般貸付ってなに?
  2. 本人名義で借りられる?
  3. なにに使える?申し込みはいつすれば?

についてお話します。
この記事を見て詳しく調べたいと思ったら、日本政策金融公庫のホームページを確認しましょう。

日本政策金融公庫のサイト

教育一般貸付ってなに?

そもそも日本政策金融公庫というのは、財務省所管の特殊会社であり『国民生活向上に寄与することを目的として業務している政策金融機関』です。

中小企業向けの資金貸付、これから創業する方への操業貸付などいろいろな融資を扱っています。その融資の1つに『教育一般貸付』があるんですよね。

すごく簡単にいうと『教育一般貸付』は、日本政策金融公庫の教育ローンです。

国の機関が扱っている教育ローンだけあって、固定金利で1.65%(2022年2月時点)とかなり低金利です。

本人名義で借りられる?

教育一般貸付は本人名義で借りることができますが、条件があるようです。

例えば、成人されており、勤務収入などの安定したご収入があって、独立して生計を営んでいらっしゃる方であれば、学生ご本人でお申込みいただけます。
ただし、今回の入学・在学により、学業に専念されるような場合は、ご返済の見通しが困難となることから、ご両親のうち主に生計を維持されている方やご親族の方にお申込人となっていただくようお願いいたします。

引用元:日本政策金融公庫 国の教育ローン よくあるご質問

連帯保証人がたてられない場合は、『保証機関(保証基金)』を利用することができます。
保証料を融資金から差し引かれて残りが手元に残るカンジ。ひとり親世帯の方が保証期間を利用する場合は、2/3に保証料が減額してもらえるようですね。

僕は教育貸付を本人名義で借りることができたのですが、その時の状況はこんな感じ。

  • 20歳を超えていた
  • 非正規勤務をしていて月25万くらいの手取り収入があった
  • ひとりぐらし

進学を志してから、初年度の学費は貯金で賄えるようにバイトの掛け持ちを1年ほどしていました。

まるまる
まるまる
当時は1日14時間くらい働いていたなぁ…、もうできないなぁ(汗)

進学希望先がⅡ部で昼にしていたバイトを継続することにしていたので、進学後も継続して収入が見込めると判断してもらえたのかもしれません。

正規/非正規問わず、雇用保険料を納めていた方は『教育訓練給付制度』を活用できる可能性があります。僕は当時この制度を知らなかったので損したかも(汗)

公的補助を知ろう!フリーター・パートも雇用保険(失業保険)受給資格があるよ雇用保険(失業保険)って非常勤社員で働いている方でももらえることがあるとご存じでしょうか?昔の僕と同じようにトランスジェンダーの中には性別のことをネックに思い、あえて非正規社員として働いている方もいらっしゃるはず。ご自分の勤め先に勤続することが難しくなった時のため、使える制度があるか知っておきましょう!...

学校卒業後すぐ進学したい場合は、新聞奨学生、企業奨学制度などを活用するのが良いかなと思います。指定期間勤務したら奨学金返済免除になることが多いんですよね。ぜひ確認してみてくださいね!

なににつかえる?いつ申し込みすれば?

日本政策金融公庫の教育一般貸付は使える場面がかなりフレキシブルなのが特徴です。

  • 入学金、授業料
  • 受験時の交通費、宿泊費
  • 1人暮らしのための入居費用
  • レポート作成で必要なPC購入代金

こんな感じでいわゆる『学費』以外にも利用することができます。

しかも、受験時の交通費などにも使えるということは…

まるまる
まるまる
志望校合格前から利用することができるってこと!これってすごいと思う

学費だけでなく敷金/礼金/家賃などにも利用できるのもポイントですね。
地方在住の方にはなじみがないと思いますが、東京圏では入居時に敷金/礼金というものを家賃1~2か月分づつ支払うのが一般的です。

賃貸契約だけで30万円くらいかかるし、引っ越し費用、家具購入なども考えると上京費用だけで50万円程度は必要になるでしょう。

奨学金の場合は合格してからじゃないと予約申請もできなかったりしますし、他の教育ローンだと学校に直接振り込まれて手元にこないのが多いので、こんなフレキシブルな使い方はしにくいかなと思います。

申請時期は1年中いつでもOK!
費用必要時期の2~3か月前の申し込みを目安にしてほしいそうです。進学のため借りようと思ってたけど使わなくなった…という時にはキャンセルも都度できるそうなので検討しやすいのもありがたいですね。

まとめ

やりたいこと、目指すものをお金の問題で諦めないといけないのはとても悲しいですよね。
『親ガチャで外れ引いた…』とか思ってしまうかもしれませんが、ここは考えようです。

まるまる
まるまる
自分の人生だし、全部自分で何とかすればいいんじゃない?

楽ではないですが、そのぶん貴重な人生経験値は上がるでしょう。変態な人生を歩いている僕が言うんだから間違いないです(汗)

他人の芝生は青く見えるものですが、今ある土壌を駆使していくしかありません。自分以外の誰かを恨むよりも、希望を自分でつかみ取れるように行動してったほうが得ですよ!

今回の記事は以上です。ありがとうございました!

ABOUT ME
まるまる
LGBTQのT。FTMの訪問理学療法士。ファイナンシャルプランナー3級取得しました。 トランスジェンダーでもお金の苦労少なく自由な生活したい!というのが目標。40代でバリスタFIREを目指します! 資産運用、節税対策、FTMに関することなど自身の体験や興味のあることを書いていきたいと思います。 Twitterはこちら