健康

【ダイエットになる運動探し】メッツ(METs)換算表

こんにちは、まるまるです。

今回はメッツ(METs)換算表についてお話します。
担当患者さんの自主トレ内容を考えるために、久しぶりに確認したらなかなか面白かったです。

メッツ(METs)換算表

「ちょっとダイエットしようかしら」「健康診断結果が良くなかったから何かしないと」
と思っている方も活用できると思いますよ!

メッツ(METs)なんて聞いたことないよ?

 

メッツは、座ってのんびり1時間過ごしているときの消費エネルギー量(1.0メッツ)と比べて、何倍消費するのかを示した表です。
この表の消費エネルギー倍数は、合計の運動時間1時間で到達できる目安です。

メッツの数字が大きい活動や運動ほど、
エネルギー消費が大きい=短期間で減量しやすいものになります。

そのかわり、すごく疲れますが…(汗)

世界的に使用されていて、日本でも厚生労働省が運動指針として活用しています。

生活習慣病、特に糖尿病の方の運動療法としても活用されているものです。

 

生活習慣病の方は23METs/週の運動を行うと、健康維持できるといわれています。
散歩のMETsが3.0なので、一日に60分ほど散歩できると健康維持できる計算ですね。

 

運動をして起きる意外な効果として、
「善玉(HDL)コレステロール値の改善」、「全身の炎症を抑える」「うつ症状の改善」が報告されています。

健康診断で悪玉(LDL)コレステロール値か高いと指摘された方、
肩こりや腰痛がひどいよという方、最近沈みぎみな方は適度に運動を続けると、
健康診断にも引っかからなくなり、痛みや鬱屈に悩まされないというお得感を得られるかもしれません。

ちなみに、消費カロリーは以下の公式で計算することができます。

消費カロリー=メッツ(METs)×実施時間×体重(㎏)×1.05

気になる方は、ぜひ計算してみてください。

 

【参考リンク】厚生労働省

 

痩せたいけど「運動」はめんどくさいな

 

痩せるための運動というと、定番はジョギング、ジム通いなどでしょうか?
運動が好きで継続できる意思の強い方は問題ないのですが、
なかなか皆さん運動嫌いが多い印象です。

 

リハビリの自主トレ伝達をするときに一番大変なのが、継続してもらうことです。
皆さん、セラピストが目の前にいるとやって下さるのですが、おうち時間になると
テレビ、ゲーム、ネット、家事、読書などなど…やることが多くて嫌なことは後回しにしたくなる。

 

運動は「きついもの」「やらないといけないもの」と大変さや義務感と紐づけられていると、
どうしても遠ざかりやすいです。
なので、まずは運動として意識していない程度のものからやってみると良いかなと思います。

最初は運動らしくないものから始めてみよう

僕は、自主トレ伝達をするときに「家事参加やテレビ体操」から伝達するようにしています。

【参考リンク】身体活動の数表

メッツ(METs)3.0以上で身体活動になるよと言われています。
この活動でも難しい場合はもっと負荷の小さいものから始め、機会づくりをするようにしています。

 

「歌を歌う」ことも有効です。立って歌うことは2.0メッツ(METs)と言われています。
より消費カロリーをポイントは腹式呼吸をしながら歌うことです。呼吸は意外と筋肉を使うのでお勧めです!
プロの歌い手の方では、仰向け寝になって腹式呼吸練習をされる方もいます。
重力でお腹が押されているのに動かさないといけないので、効果が高いのだそうです。
試しにやってみると、確かに効果を感じたので
起き上がりたがらない患者さんのリハビリメニューに導入しています。

 

意外なところだと、子供と遊ぶのは4.0~5.0メッツ(METs)と言われています。
小さいお子さんがいる、お父さん、お母さんたちは一緒に遊ぶとそれが運動になります。
今はコロナ自粛でお子さんもお家で過ごしていると思います。
お子さんのストレス解消にも繋がると思うので、一石二鳥ではないでしょうか?

きつくてもいいから、手軽にできて一気に痩せるものをおしえて!

 

おうちでできるものでオススメするのは「縄跳び」です。
なんとメッツ(METs)が、最大12.3もあります!

縄跳びは全身運動+有酸素運動の組み合わせです。
時速8㎞のジョギングのメッツ(METs)が8.0なので随分とキツイですね!

 

座ってテレビを見ていたら約12時間かかるエネルギー消費を1時間でしている計算です。
縄がないよーという方はエア縄跳びでもよいと思います。

ある程度効果が見込めるのではないでしょうか。

 

ソールの薄い靴や、高いジャンプで長く続けると膝を痛める可能性があるので、
ご自身の体の調子に気を付けて無理のない範囲で行いましょう。

1日15分の縄跳びで約3.0メッツ(METs)になります。
5分×3setでも同じくらいの消費量になるので、適宜休憩を取りながら行ってみてください。

 

気温と湿度が増してくる季節なので、活動するときにはこまめな水分補給を忘れずに!

 

今回の記事は以上です。ありがとうございました。

ABOUT ME
まるまる
LGBTQのT。FTMの訪問理学療法士。ファイナンシャルプランナー3級取得しました。 トランスジェンダーでもお金の苦労少なく自由な生活したい!というのが目標。40代でバリスタFIREを目指します! 資産運用、節税対策、FTMに関することなど自身の体験や興味のあることを書いていきたいと思います。 Twitterはこちら