仕事

合格に直結する方法はコレ!理学療法士国家試験の勉強法

こんにちは、まるまるです。
今回は『合格に直結する方法はコレ!理学療法士国家試験の勉強法』についてお話します。

今年も残り10日ほど。
理学療法士国家試験を受験する学生さんたちは正念場を迎えていますね。

中にはアイペックなどの模擬試験を受けても、「合格点に届かないよー」という方もいらっしゃるのではないでしょうか?

僕はなかなか合格点突破できなかったのですが、3ステップで勉強するようにしてから合格点を超えられるようになりました。

1、スマホに過去問アプリをインストール
2、解剖学・運動学・生理学の過去問をひたすら解きまくる
3、過去10年分の一般問題をひたすら解きまくる

この方法をとってから1か月ほどで30点近く点数がUPした覚えがあります。

・解剖学・運動学・生理学の過去問に集中すると得点効果が高い理由
・具体的な勉強の仕方をお伝えします。

合格に直結する方法はコレ!理学療法士国家試験の勉強法

解剖学・運動学・生理学の過去問に集中すると得点効果が高い理由

この方法が効果的な理由は以下の3つからです。

・運動学・解剖学・生理学は毎年問題内容がとても似ている
・実地問題も解けるようになってくる
・一般問題の方が合格点に必要な割合が大きい

理学療法士国家試験の合格に必要な点数はこのように発表されています。

一般問題を1問1点(157点満点)、実地問題を1問3点(120点満点)とし、次の全てを満たした者を合格とする。

・総得点      167点以上 / 277点
・実地問題    43点以上 / 120点

引用元:厚生労働省

国家試験を突破するためには、一般問題は最低124点(=124問)正解して、
実地問題は最低43点(=11問)正解しないといけません。

実施問題に「43点以上」という足かせがあるので、気づきにくいですが
合格の最低問題数でみると一般問題で正解しないといけない割合は90%超え。
つまり、一般問題をどれだけ正解するかが合格のカギになっています。

解剖学・運動学・生理学は問題内容が似やすい(問題を作りやすいみたい)ので覚えてしまえば、点数UPに直結しやすいです。

1例を挙げて、実際の過去問を比べてみましょう。

第47回 午後
月状骨と接していないのはどれか。
1、橈骨 2、舟状骨 3、有頭骨 4、三角骨 5、大菱形骨
第50回 午後
月状骨と関節を構成しないのはどれか。
1、橈骨 2、三角骨 3、有鈎骨 4、有頭骨 5、小菱形骨

こんな感じで、ソックリ問題がたくさんありますよ。過去問10年分の解剖学・運動学・生理学を問題を覚えるくらいやりこめば、ソックリ問題はホントに「秒で 」解けます!

実地問題は年によって内容のブレが大きいです。
解剖学が関わる画像から障害を予測する問題、運動学が関わる理学療法評価、生理学が関わる呼吸は出題機会が多いので、実地問題も自然と解けるようになってきます。

まるまる
まるまる
実地問題を解くには、実地の過去問をするよりも、基本3教科を押さえた方が解けるようになる!

具体的な勉強のしかた

過去問を覚えるくらいになるには、過去問との接触回数がどれだけ増やせるかにかかっています。
電車の待ち時間や、寝る前の10分など、スキマ時間でも問題を解いていきましょう!

スキマ時間に紙の過去問を開くのは大変なので、過去問アプリをインストールしてスマホでどこでもできる環境を作るとイイですよ。

無料、有料どちらでもいいですが、自分が使いやすそうなもので「解剖学」「運動学」などジャンル別機能がついているものがオススメ!
できれば、正誤率が分かる機能がついているとベスト!

エンドレスリピートで解きまくっていると、自然に問題と解答を暗記してくるはず。

 

3教科を暗記状態なってから、過去問を解いてみるとグイグイ点が伸びているのを実感できることでしょう。

「覚えてるだけだから解けるんだよ、本番じゃうまくいかないよ…」と、思う方もいるかもしれません。
僕はアイペックなどの模試をやりなおしても点数はUPしてました。模試も国家試験を想定して作成されているので。

模試の問題はクセが強いので、国試の過去問をさらいなおした方が有効じゃないかなと感じています。覚えた問題は、国家試験に『実際に出た問題』、しかも10年分。

まるまる
まるまる
コレに勝る国家試験対策ってあるのかな?

僕は金欠学生だったので、国家試験直前までバイトで1日8時間は働いていました。
それでも週7で1日6時間くらいは過去問を解きまくっていましたね…
バイトしていない方なら、1日12時間過去問×週3日でも合格できるかも(汗)

元々成績の良い方や、記憶力が良い方はもっと少ない時間でできると思うのでぜひお試しあれ。
僕でも国家試験1発で受かっているのだから、皆さんも大丈夫ですよ!

まとめ

過去問をひたすら解いていくだけでOK。

解説は見なくていいので、問題を丸暗記するくらい解きまくってください。

解説見よう、間違えた所を教科書で見直して、とかは本試験2か月前にすることではありません。時間の使い方がゴールに対してずれたアプローチになっていますよ。

今大事なのは「国家試験をパスすること」それだけ。

国家試験をパスするというゴールに向かうために必要なのは、
知識を増やすことではなく、「点を効率よくとる(覚えてしまう)」という短期ゴール。

まるまる
まるまる
より詳しい知識は、入職するまでの間に入れなおせば大丈夫!

解剖学・運動学・生理学を10年分過去問で間違えないようになったら、一般問題の他の分野をひたすら解きましょう。

神経筋疾患と呼吸器疾患は特徴が強く問題にしやすいので、抑えて損はないはず。

2020年度の国家試験は2月21日。
国家試験まで残り2か月、勝負の日まで最善を尽くしてくださいね!

今回の記事は以上です。ありがとうございました!

【ダイエットになる運動探し】メッツ(METs)換算表こんにちは、まるまるです。 今回はメッツ(METs)換算表についてお話します。 担当患者さんの自主トレ内容を考えるために、久しぶ...
ABOUT ME
まるまる
LGBTQのT。FTMの訪問理学療法士。ファイナンシャルプランナー3級取得しました。 トランスジェンダーでもお金の苦労少なく自由な生活したい!というのが目標。40代でバリスタFIREを目指します! 資産運用、節税対策、FTMに関することなど自身の体験や興味のあることを書いていきたいと思います。 Twitterはこちら