こんにちは、まるまるです。
今回は『転職、給料アップに有利?認定理学療法士取得を考える』についてお話します。
僕は取得しない方が今後デメリットが生じるのではないかと考えて取得をしました。
取得後思わぬメリットがあったので取って良かったと思っています。
転職、給料アップに有利?認定理学療法士取得を考える
認定理学療法士取得のメリット
認定を取得するメリットとして考えられること、取得後に実際にあったことはこちらです。
- 転職活動をするときに、何をしてきたかアピールしやすい
- 給料がアップした(資格手当がついた)

転職活動をするときに、何をしてきたかアピールしやすい
僕は1度転職経験があります。この時に、転職エージェントを活用して転職活動を行いました。
エージェントと面談をすすめていく時に、これまでの経歴などを確認していくのですが認定理学療法士を取っているかという項目もあったんですよね。
認定を取得していることで、『エージェント側から企業側にアピールがしやすい』のでしょう。
総会員数に対する、認定理学療法士の割合は6.2%。
総会員の1割に満たない人数しかいません。良くとれば『希少人材』と言えるでしょう。
転職先候補が増えると、より自分に合った条件の会社と出会う機会がもてます。
企業の人材選考はリハ職がしていると限りません。人事や企業代表者が選考行うことが多いです。
民間企業の訪看、デイであれば、有資格者ではない経営者、もしくは看護師(所長は看護職が担っていることが多い)が選考に携わることも少なくありません。
理学療法士以外の職種から見れば認定有資格者は『希少な認定資格を有した人材』に見えるので、それだけでも他転職者と差別化が図れます。
まだ未確定ではありますが、『認定理学療法士が在籍している』との医療広告を出せるようにしようとの流れがあります。
(2021年11月時点では、医療広告は協会の中で低い優先目標順位になってしまっています)
ぜひとも理学療法士協会に頑張ってもらいましょう。
コロナの影響で延期になっていますが、2021年春から生涯教育プログラムの仕組みが変更になる予定。
新プロを終わらせて『登録理学療法士』になるだけで最短5年、その先、認定理学療法士を取得するためにはそこからまた研修の積み上げが必要だそうです。
登録理学療法士、認定理学療法士とも5年更新制になる予定なので、毎月少しづつ研修に参加していかないと資格継続が難しいかもしれません。
そのぶん、認定理学療法士の希少価値はより上がると予想します。
給料がアップした
認定理学療法士試験に合格し、会社につたえたところ月の給料に数千円ですが資格手当付与されるようになりました。
勤務先ではグループ全体で僕が最初の認定理学療法士なので、僕が付与された手当が今後の基準になるのでしょう。
勤務先によってはもっと手当てがつくところもあると思います。
ですが…、前職場(病院)では認定理学療法士を取得した人に資格手当はついていませんでした。病院など医療法人の職場ではこういう対応のところが多いのかもしれません。

現在、認定を取得している人が手当てをもらえていない場合は、今後その職場に在籍中に認定理学療法士を取得しても手当が付与される可能性は低いでしょう。
在宅でリハを必要とされている方はリハのサービス介入が減ると、ご本人様の身体機能低下やご家族の介護負担増加する可能性が高いため、パンデミック中でも訪問を休まれることはほとんどありませんでした。
通院・通所は移動と集まることがリスクだと考えるお宅でも、訪問の場合は我が家に訪問者が1人来る形なので抵抗感が少ないようです。
これから認定理学療法士を取得したいと思っている方で、現在訪問で働いている、これから訪問に転職しようと考えている方は、転職希望先が認定理学療法士に資格手当を付与しているか確認してみるとイイですね。
まとめ
認定理学療法士は療法士としての研鑽を積むための制度です。
しかし、研修にかかる費用や時間は療法士自身で賄わなければならない人も多いです。
そういう福利厚生がしっかりしているところを狙って転職してみるってものアリかも。

理学療法士は真面目な方が多くて、僕のようなチャランポランな人はほとんどいません(汗)
それでも勉強を続けていくモチベーションとして、やりがいだけでは継続が難しい…。
認定理学療法士を取得することで、ご自身の収入を増やす第一歩にするのはアリだと思います!認定理学療法士取得は転職・給料アップに有効な手段ですよ。
今回の記事は以上です。ありがとうございました!