こんにちわ、まるまるです。今回は、
『認定理学療法士地域理学療法 症例報告レポートの作成で気を付けたポイント』について
お話します。

認定理学療法士地域理学療法 症例報告レポートの作成で気を付けたポイント
症例報告レポートを書くときはは疾患名、介護度、評価項目、文字数に注意を払いました。

症例報告レポートの作成ポイント
気をつけたいポイントは次の2点です。
・フォーマットは正しいものを選ぶ
・レポート症例の選定方法について
それぞれを詳しくみていきましょう。


フォーマットは正しいものを選ぶ
認定レポートを書き始める前に必ず確認しないといけないのは、次の2点です。
1:ご自身の申請認定領域のものか
2:受験年度のフォーマットのものか
試しにほかの領域のレポート作成例を見た時に気が付いたのですが、
認定領域によってフォーマットが少しづつ変更されているようでした。
ちなみに下の画像、左が『神経筋疾患』、右が『地域理学療法』の2019年度フォーマットです。
少し形式が違うのが、なんとなくお分かりいただけるでしょうか?
![]()
引用:日本理学療法士協会
フォーマットの年度が古いものでも不合格対象!
僕はレポート提出日ちょうど1ヵ月前にフォーマットをダウンロードして書き始めたのですが・・・
3、4症例書いてから古いものだと気が付いて、当該年度のものに書き直しています。
見落としていたら、症例報告レポートが不合格になるところでした(汗)
協会がフォーマットを最新のものに変更するのが、期間開始ギリギリみたい。
早めにレポート作成しようとされている方は十分気を付けてください!
理学療法士協会ではこのように記しています。
症例報告は、レポートの内容がその領域に適しているかどうかの申請者の判断力・選定力までを含めて審査されます。
そのため提出する具体的な症例選択は申請者の判断で行う必要があり、本会では内容についての回答をしておりません。
文字数はあくまでも目安であり、元からフォーマットに記載されている文字数はカウントせずに1,000~1,200字程度でまとめてください。引用:日本理学療法士協会
症例の選定、評価の方法含めて自分で決めましょう、という事です。

レポート症例の選定方法について
僕は今年度に、地域理学療法認定受験をしようと数年前から考えていました。
現職が訪問PT なのですが、
急性期や回復期と比べて、長期間介入かつ著明な変化点が少ないだろうと予想していました。
在宅でのリハなので、病院や施設のように機材を使って評価、毎回同じ環境で評価をするのが難しいだろうとも。
できるだけ点数化できる評価の方か変化が分かり易いので、活用したのが『FIM』。
病院ではFIMはほぼ必須項目ですが、在宅部門ではまだ活用が少ない・・・
3か月に1度のFIM評価を継続しています。
他には『FACT』、『決めたコースの移動時間と歩数』、『握力』、変わったところだと『zarit介護負担尺度』を活用しました。
どの症例でレポートを作成するか決める時には、
できるだけ疾患領域が被らないこと、同じ疾患領域の場合は介護度に差をつけることを意識しました。
具体的には、
医療(難病)2例、小児1例、呼吸器2例、整形2例、廃用1例、循環器1例、内部1例です。
介入時と介入後の評価内容、変化点を書くだけでも600文字くらいはいくと思います。
文字数は1,200文字マイナス10文字以内までに収めるのがベストでしょう。
1,000文字ギリギリだとスカスカな感じになるので、できる限り1,200文字ジャストになるように書くのがオススメです。
あとは、問題点、どうなるのを狙ってアプローチしたか、どう変化したか、今後どのようなアプローチをしていくかを書けば問題ないと思います。
臨床をしながらレポートを作成する時間を一気に作るのは難しいですよね(汗)
まとめ
次回の認定理学療法士試験は2021年度に延期されることが決定しました。
おそらく現行の生涯学習制度で開催される最後の試験だと思います。
これまで学習ポイントを積み上げてきた方は、受験を検討してみてはいかがでしょうか?

今回の記事は以上です。ありがとうございました!