こんにちは、まるまるです。
今回は『将来の年金額がスマホ・PCで確認できる!ねんきんネットを活用しよう』
前回、将来の年金額を概算で計算できる方法をお伝えしました。

「計算するのもめんどくさーい」「自分の年金額をもっと詳しくしりたい」って方にオススメしたいのが、ご自分の年金データ自体を確認することです。
実はご自身の年金情報を自宅でサクッと確認できる方法があります。
郵送で届くねんきん定期便だと、20歳以降の全記録を確認できるのは35歳・45歳・55歳の節目年齢だけですが、ねんきんネットだといつでも確認できるので使い勝手か結構イイですよ。
将来の年金額がスマホ・PCで確認できる!ねんきんネットを活用しよう
日本年金機構で用意してくれているこのサービス。
- 全ての加入期間情報を最新まで確認できる
- 免除・猶予制度などの適用期間と追納可能月数がわかる
- 各月で確認できるので年金記録漏れがないか確認しやすい
- 将来の年金見込み額をいろんな設定で試算できる
- 表やグラフで表示してくれるから、ねんきん定期便よりもわかりやすい
それぞれを詳しくみていきましょう!
全ての加入期間情報を最新まで確認できる
誕生月になるとハガキのねんきん定期便が届くと思います。
こんなやつですね。
引用元:日本年金機構
ねんきん定期便は年1回誕生月に届くだけなので、誕生月以外で最新情報を知りたい場合は年金事務所に問い合わせるしかありませんでした。
ねんきんネットではログインしてしまえば誕生月でなくても最新情報を自宅で確認することができます。気になるときに気になる情報をすぐに知ることができるのはやっぱりイイですよね。
免除・猶予制度などの適用期間と追納可能月数がわかる
ねんきん定期便のハガキの画像を見ると、
年金加入期間は右上にある部分で「何か月」「どの区分で加入していたか」が分かるようになっています。
こんな感じでこまかい表に数字の羅列なので、ぱっと見てもよくわかんないんですよね(汗)
こちらがねんきんネットで確認することができる年金記録情報です。
引用元:日本年金機構
こんな感じで色違いになっているので一目瞭然。しかも「未納」「免除」「学生納付特例」とかで支払っていない部分もすぐわかるようになっていてわかりやすい!
「未納」「免除」「学生納付特例」をそのままの状態にしておくと、年金を満額で受け取ることが難しくなります。
気を付けないといけないのは、「追納できるのは10年間だけ」という縛りがあること。
大学在学中に20歳を迎えて学生期間中に「学生納付特例」を利用した人は30歳までには追納しないと未納状態になってしまうんです…
40歳の頃にこのことに気が付いても10年以上経っているので追納できません。
ねんきんネットのデータだと、追納可能月数と金額も明記してくれているのでわかりやすい!
1、60歳以降も年金をつみたてる(国民年金は最大480か月分まで)
2、繰り下げ受給をする
各月で確認できるので年金記録漏れがないか確認しやすい
転職回数が多い方や、途中で姓名を変えた方は「記録漏れ」が起きている可能性もあります。
政府広報オンラインでは「記録漏れ」や「誤り」のうち次の3点が9割を占めていたと発表しています。
- 転職のたびに年金手帳が発行された(複数冊年金手帳を持っている)
- 会社を退職後、結婚して姓が変わった
- 色々な名前の読み方がある
将来の年金見込み額をいろんな設定で試算できる
年金で一番気になるのは「将来自分はいくらくらいもらえそうなのか?」ではないでしょうか?
自分でそういう計算をするのはヒジョーにめんどくさい…
ねんきんネットにはシュミレーターがあるので、
働きながら年金を受け取った場合はいくらになるか、繰り下げ受給をしたらいくらもらえそうかなど自分で条件設定すると自動的に計算して金額を出してくれます。
学生納付特例期間の追納し損ねた人や、僕のように非正規期間が長くてもらえる年金額が少なそうな人は自分の目標年金額になるにはどういう方法をとればいいか考える機会になるかもしれませんね。
表やグラフで表示してくれるから、ねんきん定期便よりもわかりやすい
データを見る時に、色やグラフなど視覚的にとらえやすいほうがやっぱりわかりやすいですよね。
これよりも
これの方が
まとめ
年金情報ってあんまり目にする機会は少ないと思いますが、将来確実に利用する国のしくみです。
ですが、データ未統合で不備扱いになっている年金記録が5,000万件もあると「消えた年金問題」として報道されたこともありましたね…
お上任せでは損する可能性もゼロではありません。
将来の自分の身を護る方法の一つとして、年金記録を確認してみるのはアリじゃないでしょうか?
今回の記事は以上です。ありがとうございました!