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つみたて投資の生活防衛費はいくら必要?独身者は1ヵ月分でもいいとおもう

こんにちは、まるまるです。今回は
『つみたて投資の生活防衛費はいくら必要?独身者は1ヵ月分でもいいとおもう』についてお話します。

 

僕が独身者は生活防衛費が1ヵ月分でいいとおもうのは、
『自分の生活が守れれば問題ない』とおもっているからです。

僕は独身30代なのですが、生活防衛費は1ヵ月分程度でつみたて投資を継続しています。僕の行動はセオリーから大きく外れていますが、今のところ特に問題は感じていません。

つみたて投資のセオリーでは、生活費の3か月~2年分(60万円~480万円)を
生活防衛資金として貯金してから
投資を開始するのが安心だと言われています。

総務省の公表している家計調査(2019年度最新版)によると、一人暮らしの生活費の平均額は163,781円です。
このデータは月の家賃が約20000円で計算されています。一人暮らし独身の方だともっと家賃がかかると思うので、月の家賃を60000円として1か月の生活費を20万円として話をすすめていきます。

つみたて投資の生活防衛費はいくら必要?独身者は1ヵ月分でもいいとおもう

現在正社員として働いている場合、生活防衛費はどんな場面で必要になるでしょうか?
ちょっと考えてみましょう。

・急に入院が必要になった、しばらく働けない…
・友人の結婚式が連続している
・複数の家電が同時期に壊れて買い替えることになった

上記のような理由が多いのかなと思います。個別に対応方法を見ていきましょう。

入院で働けなくなったとしても、生活防衛費は必要ない?

たくさん医療保険に入っているから問題ない!というわけではありません。
僕は月2000円程度のネット医療保険に1つ、念のため入っているだけです。
極論、医療保険は必要ないかもなとも考えています。

まず正社員の場合は、毎月お給料がもらえます。
急に入院することになっても、基本給は振り込まれますし
通勤・勤務中に起きた事象で通院や入院することになった場合は労災が適応されます。

 

病気入院費など、医療費がかさんだ時に使える国の制度もあります。
『高額療養費制度』と言われるものです。
予定入院や通院など、前もって医療費が高額になることが分かっている場合は、
『限度額適用認定証』を活用することができます。

高額療養費制度:自己負担額以上の医療費が約3か月後くらいに払い戻される制度
        税込み月収27万円未満の人は、限度額が57600円。
        例)10万円を窓口で支払ったら、3か月後に42400円戻ってきた。
限度額適用認定:高額療養費制度だといったん窓口で全て支払う必要がある。
        限度額適用認定証があると、支払いが限度額までになる。
        例)10万円を支払う予定が、適用認定証を出して57600円になった。

 

僕は以前、入院するにあたって限度額適用認定証を申請したことがあります。
会社からもらっている健康保険証を見てみると、下の方に『全国健康保険協会』と書かれているところがあります。
こちらが会社が所属している保険協会になるので、ここに申請書を提出しましょう。
2週間ほどで限度額適用認定証が交付され、使用期限は申請から3か月ほどだったと記憶しています。

これらの制度を使えば、ほとんどの方が限度額57600円の支払いで良いことになります。
1日入院日数当たり5000円ほど出る安いネット保険に加入すれば、
入院費は意外と安くすむことでしょう!

国の方針で入院日数はどんどん少なくなっています。
入院当日~14日までが診療報酬に初期加算がされるように定めているためです。
病院の収益を考えると、14日以内に退院してもらってベッド回転率を上げるのがベスト。

国民の入院が長期化すると、国の医療費が増えて大変なのが理由です。
日本の在院日数は海外から見て極端に長いので、短くしていく動きは今後もすすむでしょう。

急な出費が起きた時に生活防衛費なしで対応できるのか?

正社員として働いている独身世代の多くは20代~30代かと思います。
この年代で急な出費が起きるとなると、

・友人たちの結婚式ラッシュ
・引っ越しをすることになった
・家電が同時期に故障して買い替えないといけない

などが考えられる理由でしょうか?

まず、友人の結婚式と引っ越しする時期はある程度前から分かっているので突発的な出費とは言い切れません。
数か月前からお金が発生することが分かっていれば、月のつみたて投資金額を減らして調整すればいいと思います。

生活防衛費の20万円程度は手元にあるので、結婚式が2、3件連続しても対応できるでしょうし
引っ越し資金も初期費用代や引っ越し業者代を抑える方法をとれば、十分対応できることでしょう。

生活防衛費を使ったら、月のつみたてを減額して行いつつ、生活費1ヵ月分を目指して貯金も同時に行いましょう。生活防衛費が1ヵ月分まで戻ったら月のつみたて投資額を元に戻せばいいです。

家電の故障は前もって予測することができません。

僕は最近、PCと洗濯機が同時期に故障して買い替える機会がありました。

・楽天でキャンペーンを利用してポイント獲得倍率を高めてPCを購入した
・アウトレット店にいって型落ちの洗濯機を楽天ペイで購入した

この工夫をしたことで、洗濯機を実出費5000円程度で購入しています。
僕は楽天経済圏の住人なので、ポイントを多く獲得することで突発的な出費にある程度対応できています。
毎月平均5000円分のポイントを獲得しているので、ちょっとほったらかしにすると楽天ポイントがたまっています。
僕は楽天ポイントと楽天ペイを紐づけているので、期間限定ポイントを使ってドラッグストアなどで食糧や日用品を買うことも。

つみたて投資も楽天証券で行っているので、ポイントを使う予定がない時は通常ポイントで投資信託をチョコチョコ買い増しています。

楽天ポイントの汎用性が高いので、これからつみたて投資を始めようと思っている方は楽天証券がいいと思います!

まとめ

僕の場合は、生活費1ヵ月分と楽天ポイントを生活防衛費として活用しています。
日常生活はこれで十分対応できていますし、入院が必要になった時は高額療養費制度と最低限の医療保険で対応できます。

これではとても心配という方はセオリー通りに3か月以上生活防衛費を貯めてから投資を始めるか、
投資予定金を半分にして、生活防衛費貯金とつみたて投資を並走するのもいいかと思います!

今回の記事は以上です。ありがとうございました!

ABOUT ME
まるまる
LGBTQのT。FTMの訪問理学療法士。ファイナンシャルプランナー3級取得しました。 トランスジェンダーでもお金の苦労少なく自由な生活したい!というのが目標。40代でバリスタFIREを目指します! 資産運用、節税対策、FTMに関することなど自身の体験や興味のあることを書いていきたいと思います。 Twitterはこちら